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【2025/09/23 19:46 】 |

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ウールやシルクなどは弱酸性、中性、弱アルカリ性洗剤のどれがいいのですか？ウールなどを洗うのにアクロンを使っていました。通常の洗剤をエコ洗剤（セーフケアシリーズのＳＣーランドリー）にしてから、アクロンの石油臭い臭いがだめになりました。また、冬になると身体が痒くなるのでやさしい洗剤を探してます。洗濯石鹸は使いたくありません。最初に目をつけたのが、エコベールのおしゃれ着洗剤と、SONETT ナチュラルウォッシュリキッドウール・シルク用。ところがよくみると、おしゃれ着用なのに弱アルカリ性・・・。ウールがもつキューティクルに強そうなんですけど・・・。また、ケアベールは水洗いＯＫなら何でも洗えるとありますが、こちらは弱酸性。衣類の取り扱い表示はウールやセーターはほとんど中性洗剤を使うようにタグがついています。洗剤表示に、ウール、シルクが洗えるとあるのを真に受けて、本当に弱アルカリ性や弱酸性で洗って大丈夫なのか気になります。中性だと、アクロンやエマールぐらいしかみあたりません。助言などありましたらよろしくお願いします。

ウールやシルクなどの動物性タンパク質で出来た繊維は、アルカリ性に触れるとタンパク質が溶けやすくなるため中性推奨になっています。ウールは比較的強いので、弱アルカリでも短時間で手早く洗えば繊維が傷むことは少ない様子。注意が必要なのは縮みや型くずれの方ではないかと思います。洗剤のアルカリ性酸性に関係なく、ウールは濡れると繊維が縮み（雨の日に髪がまとまらないのと一緒）絡みやすくなる、結果として手触りが硬く感じられるようになる場合がありますので、目立たないところで試した方がいいと思います。縮みの心配がないなら、弱アルカリ性でも手早く洗い、薄めのクエン酸で仕上げればたぶん大丈夫でしょう。シルクはの場合、弱アルカリ性は避けた方が良し。理由は、タンパク質が溶けるなどしてだんだん黄ばんでくるから。色の濃い衣類ならチャレンジは有りかもしれませんが、シルクはアルカリには近づけない方が無難です。また、シルクは水にぬれると繊維が弱くなる性質があり、ちょっとした擦れでも跡が残る場合があります。なので、中性洗剤を使ったとしても洗い方はデリケートで、押し洗いでも繊維が擦れる原因に。中性洗剤OKとあっても注意が必要で、洗濯液の中で揺らす程度に止めた方がいいです。また、防縮処理がされていても、濡れて伸びたり縮んだり、干し方で変わったりしますのでご注意を。生乾きの状態で低温アイロンなどで形を整えた方が、あとから霧吹きなどで濡らすより均等に仕上がります。動物性タンパク質の繊維には、弱酸性の方が無難と言えば無難。弱アルカリ性で動物性タンパク質の繊維を洗う場合、手早く洗ったあとに薄めのクエン酸などで仕上げをするといいです。原理は、表面のキューティクルはアルカリ性では開いて繊維の1本1本の滑りが悪くなるし、タンパク質は溶けるしで、傷みやすい状態になりますが、酸性でキューティクルが閉じて引き締まります。なので、繊維を傷めず、更に手触りが良くなります。これは自分の手でも実感できますよ。コンロ用洗剤など強めの合成洗剤で手を洗うと洗剤分は落としてもちょっとヌルヌルすることがありますよね。これは表面のタンパク質が溶けたためのヌルヌル。ここでお酢を薄めた水溶液を軽く振りかけると、手がスッキリぬるつきがなくなります。皮膚もタンパク質なのでアルカリ性で溶けやすく、そのせいでぬるつきが出るのを、お酢の酸性で中和することでヌルヌルがなくなるわけです。余談ですが、洗剤を使ったお掃除のあとにお酢を2倍以上に薄めた液を手に振りかけてから水で流し、そのあとにハンドクリームをぬる方が手荒れが防げます。ちなみに私は、市販の合成洗剤のニオイがすべてダメ、痒くなるのでダメなので、衣類は石けん洗濯派。安い石けんで洗うと仕上がりも悪いので、質のいい石けん（自分の髪が洗えるくらいならベスト）を選んで、手早く洗ってクエン酸仕上げ。これが一番ふんわり仕上がるので好みです。

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【2010/10/14 12:42 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()

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